無 nothing なんにもなし。 私にはなんにもない、なんの持ち物もありませんと云う人に、では担いで帰れと云った。 「なんにもない」を見ている自分があります、では同じことです。 「なんにもないという自分がない」 参禅の基本です、花も空の雲も鳥もけものも、 「あなたはだあれ。」と聞けば、「知らない。」と答える、単を示す、禅とはこれです。 問 なんにもない無は、人を救うことができるんですか。 答 ないものは傷つかない、無心というんでしょ、たといどんなことがあっても、 心=自分は傷つかないと知る、これ以上の救いはないんです。 画像の出典 東山寺の看板
by tozanji
| 2005-03-12 00:00
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