カテゴリ:ぜんごぜんご 三字( 14 )

仏法僧

仏法僧=仏ものみな、法はものみなのありよう、僧という一切事を尽くしてついに仏です。法であり帰依至心の人が不在では、仏教として存立せんですか。今ここにまさにこうあります、たとい一人もこれを伝えうれば、仏法僧です。大安心至心帰依して下さい、他に生きる道はなく、人のありよう帰依仏法僧。

 仏教徒という一定の、すこぶる曖昧な集団がある、どっちでもいいってしか思わないですが。
 いいえ仏として生まれて、たまたま迷い出しているだけです、なんとしても元へ戻す必要があります。泳ぎ出して騒々しい、淋しい諸悪の因を払拭すること、そうです、この世の意義とはまったく他にはないです。


画像の出典 良寛和尚・子供と遊ぶ
c0015568_1192941.jpg

[PR]
by tozanji | 2005-05-01 00:00 | ぜんごぜんご 三字

転法輪

転法輪=一神教の信ずれば救われる、地獄へ落ちるなどの線型ではないんです、思想の延長上にはない、それ故の法輪です。転ずるとは改心ではない、コペルニクス的転回ではないところを見て下さい。あらゆる仏教論には拠らない、学者知識をもっては転法輪なし、他なしにこうあるんです。

 それじゃ仏教とは何ですか。
 あなた自身のことですよ、あなた自身を忘れることです。すると仏教の他はなし。仏。


c0015568_10591228.jpg


画像の出典  良寛座像
[PR]
by tozanji | 2005-04-30 00:00 | ぜんごぜんご 三字

雪月花

雪月花=月は月花はむかしの花ながら見るもののものになりにけるかな。これは至道無難禅師がお悟りになったときの歌です。酒を飲み風雅に親しむとは無関係を知って下さい。いったん自己を去って始めての雪月花です、清らかと一般にいうそれは汚れと嘘です。

 自然を清らかに見るとはかつて詩人哲学者の目的であったですが。
 そういう利己主張の彼岸です、死んで死んで死にきって思いのままにするわ
ざぞよき。至道無難、ただ憎愛無ければ洞然として明白なり。生まれる以前のあなたに帰って下さい、他になんの方法もないです。

c0015568_083545.jpg

[PR]
by tozanji | 2005-04-29 00:00 | ぜんごぜんご 三字

心月輪

c0015568_8522478.jpg

心月輪=良寛さんの書にあります、はい良寛さんそのものです、月を見て大事な客を忘れ呆け、心イコール月イコール転法輪ですか。これなんぞ、生きとし生けるものかくの如し。空の雲も山水もです、そうなって始めて是。架空の論議ではないんです、はいそれを知って下さい。

 心に月を思い描くことですか。
 いいえそのまったく反対です、無心とは心がないんです、はたして月輪ありやなしや。


画像の出典 良寛座像
c0015568_8524985.jpg

[PR]
by tozanji | 2005-04-28 00:00 | ぜんごぜんご 三字