カテゴリ:ぜんごぜんご 四字( 23 )

空手還郷

空手還郷=空手にして故郷に帰る、眼横鼻直にして他に瞞ぜられずとは、入宋沙門道元禅師の帰朝第一声です。どうですか、空手で故郷に帰ること、いっそ人みなの理想ではないんですか、故郷に錦も山と積んだ経巻も、なんという無惨やるせない、人間とはかつてそうあったんですか。思い切って捨てる、出家とはこれ。即ちなんにもないんですが、自由と無限の喜びが手に入ります。

 、悟りとはなんですか。
 、悟り終わって悟りなし、無一物中無尽蔵、花あり月あり楼台ありですよ。自分という架空のフィルターがないんです。これを真相といいます。見ている自分がないゆえに、夢想ともいいます。

c0015568_22545525.jpg

画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月13日
[PR]
by tozanji | 2005-06-04 00:00 | ぜんごぜんご 四字

眼横鼻直

眼横鼻直=目は横鼻はたて、眼横鼻直にして他に瞞ぜられずと続きます、人間の求めるもの、求めて得られる結果がこれ以外にないことを知って下さい、ちらともあれば弊害です、それによって倒れます。


 、では仏教として学ぶべきことは何もないんですか。
 、はい、何もないことを知って下さい。この我と我が身心に就いて、もとこのようにある、他に学ぶことはない、もと備わる、終にこれを知るを学ぶというんですよ。

c0015568_22474229.jpg

画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月13日
[PR]
by tozanji | 2005-06-03 00:00 | ぜんごぜんご 四字

廓然無聖

廓然無聖=かくねんむしょう、梁の武帝達磨大師に問う、如何なるか是れ聖諦第一義、磨云く、廓然無聖。からりとしてなんにもないよ、個々別々、悟りというすばらしいもの、一神教のように光めくこの上ないもの、信ずるに足るという、なにかしらがないんです、見る通り聞く通りの他にない、そうです、これが仏教です。よくよく
お考え下さい、宗教としてこれ以外にないんです、まさに他は邪教です、害悪はなはだしいんです。

 、朕に対する者は誰ぞ、磨云く、不識。と続きますが。
 、知らないというんです、花のように知らない、いえ鳥も雲も山川草木みな知
らないと答えます、人間だけが知っている、醜いんですよ、知っている分がみな嘘です、さあ宗教とは何か、解脱という、よくよくお考え下さい。

c0015568_22425792.jpg

画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月13日
[PR]
by tozanji | 2005-06-02 00:00 | ぜんごぜんご 四字