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柳緑花紅

柳緑花紅=至りえ帰り来たって別事なし、柳は緑花は紅。もと目の当たりするものが変わるわけはないんです。このごろ見るもの聞くもの清らかというかなんともたとえようになく、とわが言をみなまで云わせず老師、それはまだ清らかに見ようという心が残ると。ついにぶち破って臘八、大屋根に降りつもった雪が暖気に溶けて流れる、うわあと叫び上げた、清らかともなんともたとえようになく、云うことは同じ雲泥の相違、ものを絶するんです、雪になって流れ落ちる。

 、雪舟の水墨画は至りえ帰り来たった柳緑花紅といいますが。
 、はいそのとおり、どうか絵としてではなく心行く味わってみて下さい。

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画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月
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by tozanji | 2005-06-30 00:00 | ぜんごぜんご 四字

道得八成

道得八成=八成を道い得たり、十成にはまだ届かないというんですが、十成にはどう云ったらいいんですか、仏あれば十成なしとは、仏は仏を知らずです、それじゃなんにもならないじゃないかと云われて、おうと応ずるに天地同根。

 、十牛の図のなんにもない、入てん垂手というその十番目ですか。
 、世間の人は次第成り上がってそうなる、双六の上がりみたいに思うんでしょう、そうじゃない持ち物を手放すんです、命をね。

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画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月
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by tozanji | 2005-06-29 00:00 | ぜんごぜんご 四字

破家散宅

破家散宅=自分という架空の城がなければやって来れなかったという思い込み、それをぶち破って本来本当を知る、坐中にごーんと鐘が鳴ったら、どかっとこうなったっきり動こうにも動けない、そこをもって師家に挙せば、大見性だという、却って兄弟子雪溪老師に問えば、あなたはそういうことを云っているから駄目なんですよといった。

 、そりゃどういうこってす。
 、大見性だという、どんなもんだいという破家散宅がまだ終わってないんですか。

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画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月
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by tozanji | 2005-06-28 00:00 | ぜんごぜんご 四字

卒啄同時

卒啄同時=そったくどうじ、そつは口に卒です、雛が殻の内からつっつく、啄は親が殻の外からつっつく、同時に行なわれて解脱、大悟徹底する、自分という殻を破って外へ出る、色即是空、空即是色ですよ、さあ生まれ出て下さい。

 、盤桂禅師は花の綻ぶのを見て悟ったといわれますが。
 、雲門禅師は門扉に足をへし折って悟ったといいます、たった一回切りと思っ
て下さい、人まねじゃどうもならんです。

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画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月
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by tozanji | 2005-06-27 00:00 | ぜんごぜんご 四字

不昧因果  不落因果

不昧因果=ふまいいんが、因果歴然として私なし、これを知る悟るに同じ。
不落因果=ふらくいんが、因果に落ちずという、オーム真理教などの邪教、新興
宗教も古くからの宗教も、たいていどうもこっちの方です、信ずれば救われるというそれ。

 、不昧不味何変わらずやという、どうなんでしょうか。
 、五百生野狐身に落つること如何、さあどうなんですか、とらわれのものとし
て一生を過ごす、どうもあんまりはか行かんですか、理想結果を云わない、我と我が身心に応じて下さい。

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画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月
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by tozanji | 2005-06-26 00:00 | ぜんごぜんご 四字

仏向上事

仏向上事=悟りを得て後のこと、悟り終わって悟りなしという、ようやく修行の緒についたんです、昨日の自分は今日の自分にあらず、捨てて捨てて捨て切って行く、どこまで行ってもですか、もっとももと不変です、自分というものなしにものみな。

 、自分というものなしにものみなと、既に終わっているのになぜですか。
 、ようもわかりません、日々に新たとは、即ち至らずということですか、はい。


画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月
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by tozanji | 2005-06-25 00:00 | ぜんごぜんご 四字

撥草瞻風

撥草瞻風=はっそうせんぷう、草をはらい風を見る、修行行脚です、師を訪ね当てて問い、習い省みて行く、正師に出会えれば殆ど終わるんです、はいあとはもうまっしぐら。

 、草というのは煩悩妄想を云い、風は家風を云うとありますが。
 、煩悩妄想という、念起念滅ぽっと出ぽっと消えるそのまんまです、いらんき
ゃ免れりゃいいんです、もと自分のものじゃないんです、家風というそんなものないです、大唐国裏に禅無しとは云わず、且つ師家無しとは黄檗禅師の語。

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画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月
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by tozanji | 2005-06-24 00:00 | ぜんごぜんご 四字

打成一片

打成一片=対立する二片を打破して無に帰する、これ坐ってやり遂げる以外ないといったらいいんですか、仏を習う、仏っきりになる、するとそれを標準にいいかわるいかやるんでしょう、いいかわるいかやっている自分が失せる、自ずからに現成するんです、坐忘。

 、大統一理論というのは現実性というか、可能性があるんですか。
 、そりゃないと思いますよ、数学という自然数の発見以来をもって、天地宇宙
と観察者とに分かれる、結果不毛です。個人ならば爆発的不毛、発狂するよりないところです、科学が十二歳と云われる所以です。

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画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月
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by tozanji | 2005-06-23 00:00 | ぜんごぜんご 四字

不離叢林

不離叢林=帰依僧和合尊がくさむらのように集まる、羅漢さんの集団、祇園精舎です。一生不離叢林がわれらの願い、というよりあり方です、人間です、一人きりひとりよがりの、文人墨客等ではないんです。ましてや不善をなすふしだらじゃないんです。

 、神のしもべとしてたった一人の生活も、ふしだらわがままではないというのと同じ様ですか。
 、まったく違います、標準はもとこのわが身心=ものみなです、和という他にはないんです、神あればわけへだてです。
 、良寛さんは対大古法という叢林規矩を子供らにとったというんですが。
 、絶対の信を置くんですよ。一箇の子供も神の永遠絶対より複雑怪奇というか
無鉄砲というか、そりゃ面白いんです、ましてや五百羅漢、一千羅漢何が人間、何が幸せ、よくよくお考え下さい。

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画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月13日
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by tozanji | 2005-06-16 00:00 | ぜんごぜんご 四字

塵塵三昧

塵塵三昧=ものみなすべて王三昧です、時と処の位ということあって、何がいい何が悪い、人間の是非によらないものみな、その中にあって活発三昧です。他の一神教のへりくだってみたり、平和だ戦争だの邪教だの云わない。淋しくないんですよ、生まれたまんまに似て。

 、キリスト教は邪教ですか。
 、はいそうです。
 、でもあんなに信者が多く二千年も続いていますが。
 、歴史の証明するところをよく見て下さい。古代エジプトの宗教も中南米の宗教も、さあどうなんですか。饕餮がやって来るなど。

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画像  平成16年7月新潟・福島豪雨災害/ 東山寺の状況写真:撮影2004年7月
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by tozanji | 2005-06-15 00:00 | ぜんごぜんご 四字